8月
20日
2021年

壁面緑化って、こんなにいいことがあったの!?


壁面緑化の効果その一

壁面緑化をすると、ヒートアイランド現象の緩和に効果があります。郊外部に比べて都市部の気温が高い原因の一つは、密集した建物によるものです。これらの密集した建物の壁面を緑化すると、緑が持つ気温低減効果が建物の温度の上昇抑制に役立ちます。また、壁面緑化を行い、ヒートアイランド現象の緩和に取り組むことで、世界的な関心事である地球の温暖化対策に少しでも貢献することができます。

壁面緑化の効果その二

壁面緑化には、空気を浄化する効果もあります。植物は光合成を行いますが、その際に、太陽光と二酸化炭素と水から炭水化物を合成し、酸素を出します。常に空気を浄化する機器をつけている状態だとイメージをすると、壁面緑化の効果がわかりやすいでしょう。

壁面緑化の効果その三

省エネ効果も期待できます。壁面緑化をすると、壁面の植物がカーテンのような役割を担ってくれることから、暑いシーズンには室内温度の上昇を抑えてくれ、寒いシーズンには断熱保温の効果を発揮します。そのため、夏季にエアコンの設定温度を上げられ、反対に冬季には下げられることで省エネにつながります。同時に、エアコンにかかる電気代の節約につながります。

壁面緑化の効果その四

最後に、壁面緑化には心理的効果があります。緑色が持つリラックス効果は、私たちの日々の疲れを癒し、ストレスの緩和にも役立つことでしょう。また、企業が壁面緑化を取り入れることで、周囲に暮らす人々から良いイメージを持ってもらえるという、イメージアップという心理的効果も併せて期待できます。

ツタなどを這わせたりしてできる、壁面緑化。日光を遮り、建物全体が熱を帯びるのを防ぐので、暑さ対策になります。